ライトノベル: 時載りリンネ! 5 明日のスケッチ

買ったのは去年なのに・・・仕事が忙しくて忘れていて、結局、昨日読みました。
一年間放置という・・・w
1年間も放っておいたのと、4巻が短編集だっただけに、3巻の続きから始まるから、ちょっと記憶があやふやな状態だったかもなぁ

さて、何気に気に入っている「時載りリンネ」シリーズですな。

この人の作品は、いろんな伏線が散りばめられて、最初短編集のような印象を受ける。
最後まで読んでみるときちんと話は繋がっているんだけれどね。

さて、時砕きとして順調に成長するリンネと、メインストーリーも順調に進んで、いい感じで話が進んでいるのではないだろうか。
基本的に、びっくり展開みたいなのはなくて、普通に話が進んでいくのも、毎度の事かな。悪役は悪役で最初から立ち位置がはっきりしているというのが読みやすいのだけれど、こういう作品を余り読んでいないから、いつどんでん返しが・・・とかいらん心配をしてしまう自分がいる・・・w
基本的に、ほんわかした世界観の中で、小学生なところの主人公二人が、イキイキと遊んでいるのを描くのがメインの作品なので、そこが楽しめるかどうかじゃないだろうか。まあ、自分は、楽しむというより、のんびり読む感じなんだけれど。

時載りリンネ!4 とっておきの日々

穏やかな文章で、好奇心旺盛な女の子を中心にした、子供の日常を描く作品な訳で、相変わらず、落ち着いた気持ちで読める良い作品ですな。
キャラクターのイメージが固まってきているのか、リンネの言動が、巻を重ねる度に、段々と自然なものになっている気がする。
だからといって、リンネが大人しくなるわけでもなく、相変わらず、やんちゃな日常を送っていたりするから、今後も楽しく読めそうなシリーズだ。
さて、今回は、時載りリンネ初の短編集っぽいタイトルだな。と思ったら、短編集だったよ。
「天体観測」「フィーバー・ピッチ」は、共にリンネのキャラクターが良く出ている作品だった。日常の何気ないことから始まり、リンネの性格から出てくる問題が生じ、最終的にリンネの性格らしい終わりを迎える。という、流れ。
まあ、溌剌としていて、天真爛漫な女の子が居れば、こういうこともあるだろうな。という、時載りの女の子だからじゃなくて、元気な女の子っぽい話の流れではあるかな。時載りじゃないと出来ない事も出てくるけれど、そこは物語の中で余り重要視されていない気がする。
二つの作品共に、日常のイベントの中で時載りとしての能力を使う事を否定していないのが自分的には好みかも。
大人だったら、使うのをためらったりとか、おっかなびっくりだったりするかもしれないけれど、積極的に使う事を考えている辺りが、子供らしさがあっていいかなと。
「ジルベルト・ヘイフィッツの優雅な日々」は一番長い短編。典型的な、起承転結の流れではあるのだけれど、転が来るのが遅すぎて、自分はちょっと読み進めるのに疲れた。文章もみっちり埋まっているんだよね。ある程度、想像が付く話の流れだけれど、ジルベルト・ヘイフィッツを語ってくれる貴重な話でもあったりする。長い間謎が多くてもキャラに愛着がわきづらいしね。綺麗な容姿な上に優秀な様だから、特にね。
ちなみに、この話の中で出てくる「調べ学習」は、自分的には、仕事で一番求められる能力じゃないだろうか?と思ったりする。
プログラマーをやっていても、問題が出たら、どこで、どこが、どういう挙動をするのかを調べ、更にインターネットで色々なサイトの情報を元に調べ、解決に導き、それを纏めておく。自分ならブログに書いたりするけれどね。
という感じで、数学や国語や物理の勉強も大事だけれど、こういう勉強も大事だと思うので、この話の前半は読んでいて面白かったな。
「凪、凪、夕凪」は、発する言葉がそのまま世界に影響を与えてしまう女の子の話。これもまた、リンネの時載りのしての能力と同じく、凪の能力を凪の日以外は使わないという制限を設けてはいるけれど、決して能力が悪だという表現はしていないので面白かった。その子が自分の体の一部の様に持っている能力を否定する事は余り面白くないしね。
それでいて、この話は道徳めいていたりする。
今回凪が使った力の対象は、枯死しかけていた老木を救う事で、自然の営みに関与するような力の使い方はするべきではない。という気持ちと、植物が好きな女の子の、優しい気持ちとの葛藤巧く表現されていたかな。
結局、凪が自分の能力を嫌いにならず、自分の判断と考えの元に能力を使うようになれれば一番だと自分は思ったりする。壮いう事は、得てして子供のうちにやっておくべきであって、今はリンネにも凪にとってもそういう時間なんだろうな~と。
ってか、俺にしては観想長いな。
ま、この作品好きだからねw

時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット

今回は、今までの二作品に比べて、かなり読み易くなっていたと思う。
前半部分を読んだ時点でそう思った。
なので、着実に作家のスキルが上がっているなぁと思った。
前の記事(1,2巻の感想)でも書いたけれど、将来的にはもっと読み易くなるだろうし
時載りリンネシリーズとしても、かなり世界観が固まってきているので、面白くなっていきそうだ。
読み易くなったのはたぶん、リンネがそれ程難しい事を言わなくなったというのと
国語の能力が低い自分には、前の巻は難しい表現が多かったけれど
今回は、全然そういうのがなかったというところだろうか。
ほのぼのした感じの話でもあるし、それ以上にリンネの12歳らしい魅力がほんわかと描かれていた気がする。
前の二巻の方がリンネのキャラは濃くて分かり易いけれどね~
その辺りのバランスって難しいよね。
今回、ゲーデルリンネも可愛い系から、かっこいい系になってきていて、なかなかいいんじゃないですか?
と思った。
自分は、大人っぽい格好の今回の方が好きだなぁ~
最後に、ジュール・ヴェルヌの著書がいくつか出てきていたけれど、自分もジュール・ヴェルヌが好きです。
文学作品は余り読まないけれど、SFとかめっちゃ好き!!
ジュール・ヴェルヌのSFは本当に面白い。冒険物が多いっていうのが一番大きいのかな。
どきどきするような展開が待ち受けているんだよね。
地底探検なんかは、本当にそういう世界を探検してるような文章の良さがありますね。
フランス語は読めないので、日本語訳を読んでいるんだけれどね~ 訳者さんがうまいですねー
ま、基本ファンタジーが好きなんだけれどね~
時載りリンネも面白いファンタジー物です(・・

時載りリンネがおもしろい

結構前に買ったんだけれど、この前まで通勤中にはFinal Fantasy Tacticsをしていたので、最近読み出した。
正直、結構おもしろい。まだまだ洗練された文章とは言えないけれど、1から2になったときに、それなりに読みやすくなったりしているので、巻数を重ねればまだまだ読みやすくなっていくんじゃないのかな〜
内容としては、活字を主食とする所属の女の子の話。人間とのハーフなんだけれど、活字しか食料源にならないのに、何故か本嫌いという・・・w
結構、そういうところが生き生きと描けているのがいいんじゃないのかな〜
12歳にしては難しい言葉を使うけれど、何だかんだで本を大量に読んでいる子なので、許容範囲ないかな?
新しい世界観を構築するには、今ひとつ説得要素が少ない感じもするけれど、そこは読んでいって深めるしかないんじゃないだろうか。
時載りリンネがデビュー作の様なのでこれからに期待ですね(・・