サヴァイヴド ファイブ 3

ああ、そうか。
この小説のメインって、人間関係なんだよね。
ってのを、痛感した。
セレスがどうとか、テレスがどうとかよりも、この人が描きたかったのは、人間であって、確かにそこに一番重点を置いているし、最後までそれを貫いたって感じなのかな。
どうしても、1巻が一番面白かった気がするなぁ~
うーん、自分が大抵のシリーズの1巻を好きな傾向にあるってのもあるんだけれどね・・・
面白かったし、結構気に入っているんだけれど、このシリーズを読んだから、同じ著者の他のシリーズも。って思えないかな。
こういう作品を他に書いているとは思えないし、このシリーズみたいな雰囲気の他の作品ってどうなんだろう・・・まったく別だとしても、う~ん、そのうちでいいかって思ってしまう。

サヴァイヴド ファイブ 2

このシリーズは三部作らしい。
という訳で、今回はその二回目な訳だ。
一回目を読んで気に入っていたので、まだかなーまだかなーと待ち遠しく書店で探していたんだけれど
ついに見つけたので、早速読んだよ。
期待を裏切らない一冊でした。
世の中自分の思い通りには行かないし、集団を纏める事は難しい。
そういう部分が今回は特にきちんと描かれていて、最後までどうなるのかが分からない。
5人じゃないとクリアできないのに、見方が一人でも死んだら、どうするんだろう。
どんなに完璧に思えるチームであっても、そういう可能性はある。
更に、最終的には五人しか生き残れないのに、合同チームを作ったり、一時休戦したりと
こういう特殊な状況下での人間関係が凄い面白い。
特に、何かを決める時に、平時であれば話し合いの場を設けて、意志決定をするのはいいと思うが、戦闘中において、暴君がいないのは意志の統率が難しい。
暴君は必ずしても悪い方向に作用するわけじゃないという事だ。
あらかじめ誰が指揮を執るのか決めておかないといけないんだけれど、そういう指揮者が必要な状況になる事が分からずに参加している人が多いから、混乱するんだよね。
次で完結なので、次が凄い楽しみだ~

サヴァイヴド ファイブ

これは面白い!!
あとがきにも在るように、少年少女に殺し合いをさせるという、既に使い古された設定だけれど
何かに似てるとかそういうのでつまらなく感じる小説ではないと思う。
同じ様な小説だけれど、このシリーズにはこのシリーズの面白さがあって、それがきちんと出ていると思う。
まず、五人で生き残る事への緊張感。
そういう状況に陥った場合の緊張感などが、きちんと描写されている。
ありきたりだけれど、読んでいて、自分だったらどうするんだろう。とか
この人は生き残るんじゃないだろうか?
など、色々考えさせられてしまう。
そこが面白いところだし、むしろ、そういう気持ちを抱かせないような小説だったら、面白くないし。
って事で、自分的にはなかなかお勧め。