Dec 18

怒涛の最終巻だった。
この手の恋愛物のお約束事を順番にやっていくっていう展開。
いろいろ詰め込まれすぎている感もするけれど、面白かったからいいや。って感じ。
まあ、4巻で簡潔な訳だから、最後に詰め込まれるのは仕方がないのかなぁ
なんかもう、気持ち決まってるのに、引っ張りすぎだろう。とか、最後は狙いすぎだし、じれったい通り越して、ありえんだろ!!
っていうところがあるけれど、面白かったからいいやw
でもなぁ 個人的には、1巻の真冬が一番お気に入り。
それ以降は、確かにキャラ的に面白いんだけれど・・・なんか違う気がする。
シリーズ通して面白かったし、次回作に期待なんだけれど、杉井光の作品は、最近めっきり、恋愛物ばっかり・・・
恋愛物も良いんだけれど、火目の巫女とか死図眼のイタカとか、神様のメモ帳系の作品が読みたいよ!!

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Nov 18

ネタバレになる内容を余り書くのは好きじゃないし、ストーリーの説明なんかしても仕方がないと思うので、読んでみての感想なんぞを毎回書いてみている訳だったりする。
さて、神様のメモ帳を読んでいて、たまに思い出したかの様に考える事があるのでそれを書いてみる。
ある人物を知るのに、その人の全てを知らなければならないという事はないだろう。けれど、世の中的にはその人物の全てを知ろうとする人が多いという風に感じられる。
NEET探偵のメンバーは、過去なんて一切気にせずに付き合っているメンバーだ。その人の、家庭の事情や、過去の出来事を知らなくても、今を知っていればそれでいい。という付き合い方だと言えるし、作中にもその様に書いてある。
ここで、少し話は変わって、例えば、絵画を評価する時に、その時の画家の置かれていた状況などを持ち出して、絵画の評価に加える事はないだろうか?
そうやって、視点を増やすことにより、絵画に付加価値を付けるというやり方は、自分は好きじゃない。
例えば、ピカソの作品はそういう意味での色々な解釈が多い。
青の時代、バラ色の時代、ゲルニカの時代など、その時のピカソの心情等に寄って作風が大きく変わっているからだ。
でも、自分が思うのは、一々、その時代ごとの背景を知った上で、絵に付加価値を見出して、云々語るよりも、ぱっと見たときに、気に入るかどうか。それでいいんじゃないの?って事だ。
ピカソが絵を通して語りたい事があったとして、それがうまく自分自身に伝わってこないのだったら、波長が合わないという事だ。無理にその作品からそれ以上を引き出そうとしなくてもいいのではないだろうか。と思う。
さて、NEET探偵は、伏せられている過去を暴いていくのを生業としている。今回の話はメンバー(テツ)の過去を暴くのがメインストーリーだ。
この様に人物の過去を暴いて、顕わにしなければ小説として成り立たないとも思う。リアルと小説は当然違う訳で、読者はテツを直接知って、一緒にいる訳ではないから、テツというキャラクターを深く知るためには、そういう物語が必要だと思う。
つまり、今現在として描かれているテツに、過去の出来事という付加価値を付けるための物語だ。
そして、キャラクターの過去を描いていく事により、読み手がキャラクターに愛着を持てる様にしなければいけない。でなければ、読んでいて、つまらないと思うだろう。
ここまで考えると、アリスは危うい存在なんじゃないだろうか。と考えてしまう。
彼女自身は、特に人物の過去を暴く事に価値を見出している訳ではないように思えるからだ。逆に、過去や経緯を知らずに、傍に居てくれる鳴海を好きなんじゃないだろうかと思う。
更に、他人の過去を暴くことを、自身への罪と考えている様に思える。自身への責め苦と化している文言からはその様に思えるという事だ。
さて、この小説はこのまま続いていくと、各登場人物、最後にはアリスの過去も暴かれていく訳だが、そこが小説としての面白いところでもあると思う。
つまり、この作品は、過去を知らなくても付き合える人間関係がある事を語っている一報で、過去を知る事で知的好奇心を満たされる実感を得られるという、なんとも言い難い感触を得る事が出来る作品だ。
記憶を失った、彩夏との新たな付き合い方を見てもそのように感じられる。
うまく文章としてまとまっているかどうか分からないけれど、まあ、こんな事を考えたりする訳だ。
ちなみに、後書きとかを見る限り杉井光の性格は面白いと思う。
でも、経歴等を調べて、だからこういう作品を書くんだ。と納得したいとはこれっぽっちも思わない。
神様のメモ帳のキャラクターは訳ありが多いけれど、彼の環境を調べて、作品が面白くなるのだろうか?ならないだろう。
杉井光の人付き合いがどういう形のものかも興味はない。だから、こういう作品を書くんだという納得は不要だからだ。
と、偉そうに書いたけれど、自分が考えている事は全然的外れだったりもする訳で、それを避けたい人は、背景を埋めていって、自分の考えを作者の考えに同調させる必要性が出てくるんだと思う。
自分は別に、作者と同調したい訳でもないし、作者の意図とは違った解釈を持たれる作品なんて世の中にはたくさんあるだろうし。別にいいんじゃね。そこまで考えてられるか。という乱暴な意見になる訳だ。
### 追記 ###
ああ、でも世の中には作品に関する感想とは別に知る喜びがあるのも事実。
後書きとか見る限りどう考えても男っぽいけれど、杉井光が実は女だった!!っていう事が判明したら、面白いと思うw
線引きなんて曖昧で、人それぞれが決めればいいと思うし、作品の背景を調べて、付加価値を見出す事を否定している訳ではなく、自分はやらない。というだけの話です。
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おっと、全然ラノベの感想っぽくねぇなw

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Nov 15

前回の感想を見ていると、大して内容ないじゃん。って事に気が付いた。
という訳で、がんばって書いてみる。
アリスと言う少女はNEET探偵をやっている、超ひきこもり少女な訳だけれど、彼女の考えは酷く傲慢で、エゴの塊だと自分は思うし、本人もそれを認めている節がある。
この物語の中で何度もアリス本人がNEET探偵の仕事についてこう言っている。
「死者の代弁者だ。失われてしまった言葉を墓の底から掘り返して、死者の名誉を守るためだけに生者を傷つけ、生者に慰みを与えるためだけに死者を辱める。」
アリス自身が、死者は何も語らない事を知っている上で、勝手に自分が調べ上げた事を元に、死者の代弁者を務める事は自己満足でしかない。死者が想っていた事なんて本人にしか分からないからだ。それでもあえて、アリスは生者の慰めのために、墓を暴くのだよ。
また、長いから割愛するけれど、この世の不幸を全て自分が無力が故に止められなかった。と自分を責めるという傲慢さも持ち合わせている。
だから、外に出るときには、自分が救えなかった不幸への哀悼の意なのか、喪服で全身を包んでいる。
そんな不遜極まりない女の子がヒロインな訳だけれど、なかなか愛嬌があって面白い。口調も独特で、最初はよくある男言葉や、古臭い言葉を繰るだけのキャラだと思ったけれど、きちんと中身があるのがいいね。
とまあ、こんな感じ。主人公もそれなりに面白いキャラクターだけれど、アリスほど面白くはないな。
あ、別に臆病なのが嫌いな訳じゃない。逆に、臆病じゃないやつは早く死ぬと思う。自分は特別だから何とかなると思っているやつほど死ぬもんだと思し。
しかし、それぞれのキャラクターのエピソードがあるものだと思ったけれど、2巻でもないのか。このシリーズ、結構長く続ける気なのか?それぞれのキャラクターに結構伏線を張っているし。
おっと、ちら見したら、3巻でテツのエピソードだったぜ。最低後4人分あるから、6巻以上いくのは確実か。

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Nov 14

NEET探偵のアリスと、NEETなりかけの少年が、事件を解決していく、探偵物の話。更にNEETボクサーや、NEETひもや、NEETミリタリーマニアなどが加わるという、なんとも個性豊かなキャラクターが出演する作品となっている。
色んな理由で、社会にうまく溶け込んでいけない人っているけれど、そういう人達がメインなので、もっと鬱々とした文章なのかと思ったら、それ程でもない。結構読みやすいと思う。
逆に、もうちょっと全体的に哀愁漂うような感じでも良かったんじゃないだろうかと思ったりもした。
書き方からして、最初からシリーズ物にすると決まっていたんだと思う。そのせいか、一巻は主人公とアリスの二人に的を絞って描いている。他の出演者のキャラクターもある程度把握できているので問題ないのだが、さらっと特徴を書いて流してしまっているのが気になった。
後は、アリスの設定でそれ程間違った言葉を使っていないというところが、印象良かったかな。逆にハッカーとクラッカーについても解説をしていたくらいだし、その辺りは気をつけたのだろうか。
しかし、杉井光の作品を読んでいてまず気になるのが、主人公の親がきちんと揃っている事がまずない。
特異な人間を演出する上で、意識しての設定なのだろうか?
次に思うのが、女の子の性格がかなり特殊。特に、ヒロインの性格は毎回特殊だと思う。
神様のメモ帳のヒロインのアリスも、かなり変わった性格をしているが、それでも可愛い部分がきちんと見え隠れしているから、ただの変人ではないし、ありきたりな萌えキャラでもない。そういうところが、この人の作品のキャラクターの魅力なのかもしれないと思った。

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Nov 11

読んでいると、なんだか音楽を好きになってしまいそうな自分が居るわけですが、きっとこの作品が凄すぎて感化されてしまうのであって、自分が超単純な訳じゃないと思っておこう。
この人の作品の面白いところを探しながら読もうとしたけれど、物語にはまりこんで、そんな思考は直ぐにぶっ飛んでしまったわけですが、読んでると、このまま読み進めていくとどうなるんだろう。っていう期待を抱いてしまうからじゃないだろうか。
後は、恋愛の構図が結構分かり易い。
男1に女2で、男が二人の女の間で揺れる。っていうのが、ラノベの王道だと思うんだけれど、この人の作品の恋愛って、相手は最初から決まりきっているんだよね。
当然、他の作品も相手は決まりきっているんだけれど、途中心が揺れすぎる。
だから、主人公の気持ちも、ヒロインの気持ちも真っ直ぐなこの人の作品は、自分は凄く読みやすいと思う。
それでいて、だらだら続かなくてすっぱり終わるのもいいところだと思う。
次の、4巻で終わりらしいよ。12月10日発売か。

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Nov 11

2巻は1巻に比べると、恋愛色が強くなっている気がする。
元々、恋愛物のライトノベルなんだから、恋愛色は強いんだが、べたっぽい展開が繰り広げられているという意味だ。
はっきり言わなきゃなかなか伝わらない気持ちってあって、どんなに態度で示していても、わからないんだよね。主人公が鈍感だといってしまえばそれで終わりだけれど、付き合っていても言葉で言わないと分からないことってあるし。
と、今回はそんなお話な訳です。
読んでいて、それほどじれったさは感じなかったかな。最後はきちんとまとまってくれたし。このあたりは、構成の巧さだろうか。
ヒロイン(真冬)が主人公の事を好きなのはばればれなので、真冬がどうして主人公に気持ちを伝えられないとか、どういうところで不安になるのか。とか、そういう部分を感じながら読む部分が結構多いかな。
読んでみると分かるんだけれど、止まらないね。それくらい、この文章は面白い。

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Nov 11

読んでみて最初に思ったのが「あ~、これ通勤中に読むやつじゃないなぁ」だった。
何故かというと、作品を読み勧めていく上で、読み手が作品に対して持つイメージを持続させながら読む必要性があると思ったからだ。
ぶつ切りで読んでいくのが、酷くもったいなく感じてしまう。
という訳で、またまた杉井光の本ですが、この人の本は面白いので全て読むまで止まらないだろうw
相変らず物語の展開は巧い。全然作品の系統は違うけれど、死図眼のイタカを読んでいたときと同じで、先が分かっていそうで分からない、見えそうで見えないような感じが最初続く。
その上で、起承転結の綺麗な文章構成をしているのも、この人の作品が読みやすい。
俺が思うに、この人の文章は他の人の作品と違って、余り材料を隠しすぎないところじゃないだろうか。
結構、予測しようと思えば予測できるような要素がちりばめられている。その上で、この物語の中に、どこか儚い描写を埋めていっているので、その雰囲気を味わいながら、読み薦めていくのが楽しかった。
会話は相変わらず、淡々としていて、主人公が突っ込み役。というのは、さくらファミリア!と同じ作風。なので、さくらファミリア!を読んでいると、あれ、同じような主人公じゃん。って思う人が多いと思う。男性読者を対象にしているだろうから、男の影は薄くしてあるのだろうか?女性が読んでも全然面白い作品だと思うけれど・・・
まあ、その分、話の組み立て方がやっぱり巧いと思う。それでも、ただ、ちょっと予想し易すぎかな?っていうので、もったいない場面もあるけれどw
キャラもきちんと掻き分けられていて、ヒロイン(真冬)のキャラクターはなかなか面白い。なので、この真冬というキャラクターは結構気に入ってしまった。火目の巫女の時も、主人公の伊月のキャラクターは結構好きだった。
このシリーズは正直はまった・・・かなり気に入ったかも。早く、残りの巻を読まなければ~
ちなみに、自分は音楽経験が殆どない。音痴だし、楽器も満足にいじれないけれど、中学三年生の自由発表会みたいなので、音楽を選択してピアノで友達と二人で、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番第1楽章(しかも連弾ですらないw)を弾いたくらいだ。いや、難しいね。付け焼刃でなんとかするものじゃないよw
ってくらいのレベルなので、専門用語はよく分からないけれど、それなりに読めた。もちろん、分かったほうが面白いんだろうな。って思うところが結構あるから、自分はこの作品の全てを堪能できているわけじゃないなぁ~と思うので、ちょっと悲しいね。
そういえば、杉井光の作品の絵はいつも可愛いね。火目の巫女も、サクラファミリア!の時も、死図眼のイタカの時も思った。

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Nov 07

杉井光が仕事場としている、池袋に集まっている、作家仲間との日常生活に、尾ひれを付けて、しかも、作家仲間を化け物してしまった。っていう小説。
葉隠イヅナなたぶん、杉井光と一緒に電撃文庫で受賞した支倉凍砂の事なんだろうけれど、イヅナに関してはまじでこういうキャラなんじゃないだろうか・・・とか思ってしまう。だって、池袋にいる人達のblogを読んでいるとそんな印象しかw
帯に書かれているように、株三割、パチンコ三割、ネトゲ三割、後の一割はニコニコ動画らしい、そんな描写ばかりだよw
そんな身内の話ばかりなんだけれど、それなりに面白い。
何でそれなりかというと、さくらファミリア!程、話のテンポがよくない感じがした。面白い事は面白い部分もあるんだけれど、一章ずつの流れを作る時に、小説は会話がメインなので、ああ、会話をしながら話を進めるのが苦手なんだ。って思った。
死図目のイタカにしても、火目の巫女にしても、会話を中心に物語が進んでいくことは無かったからね。
本人もそれは自覚しているのか、作中で、杉井君は会話が下手だからね。と何度か言われている。そもそも、支倉凍砂の会話文章の巧さは異常だと思うし、そんな彼が同期受賞で更にいつも一緒にいるなら、意識しない訳は無いよね。
俺的には、支倉凍砂の会話の巧さだけでなく、杉井光のダークな物語を書く巧さは負けてないと思うけれど。物語を語っていく中での雰囲気作りの巧さというのかな。そういう意味ではどちらも、巧いのは変わらないと思う。
全然ばけらのの感想になっていないけれど、買って損はないけれど、手放しで面白すぎる!って訳ではないかな~

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Oct 30

早速二巻も読破!!
ノリが一巻のままで面白かった。相変わらず、主人公の突込みが多い。
そして、レマが以外にいいボケかましていて面白いなぁ~
エリは典型的なツンデレなので、ボケなエリの方が目立つ気がする。
すらすら読んでいって、普通にボケと突っ込み楽しんでいたら、読み終わっていたという感じ。それなりに、ストーリーはあるんだけれど、そんなことよりも、ボケと突込みが只管気になる。
今回、ペトロが出てきたという事は、使徒が順番に出てくるということなのだろうか?
しかし、この小説、キリスト教の聖人をことごとく貶めているよなーw
ま、今更それ程気にする時代でもないだろうと思うけれどね~

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Oct 29

まずは、最近はまっている杉井光さんのblog Nothing but Electric Empty Text
ニート日記らしい。
最近他の作家と一緒にバンドを始めたようで、その辺りの話が多いですね。
これ、RSS Readerに登録しておけば、発行物が直ぐに分かっていいかも。
次は、支倉凍砂さん すぱイしー ているず
元々あとがきで変な人だというのは分かっていたけれど、更に変な人だというのを理解できた。
「実生活充実大作戦」が面白いw
杉井さんって、さくらファミリア!の主人公みたいな、突っ込み担当なんだ・・・ってちょっと思った。
最後に、風見周さん 形而上学奇蹟blog.
もっとたくさんなるけれど、ま、すぱいしー ているずからリンクはってあるし、紹介はこれでおしまい。
この人のテキストが一番面白いかもしれない。
なんか女の人っぽい文章だよね。男らしいけれど。
俺が毎日読んでいる小説は、こういう人達が書いているのかぁ・・・そっかぁ
とか、ちょっと思った。

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