怒涛の最終巻だった。
この手の恋愛物のお約束事を順番にやっていくっていう展開。
いろいろ詰め込まれすぎている感もするけれど、面白かったからいいや。って感じ。
まあ、4巻で簡潔な訳だから、最後に詰め込まれるのは仕方がないのかなぁ
なんかもう、気持ち決まってるのに、引っ張りすぎだろう。とか、最後は狙いすぎだし、じれったい通り越して、ありえんだろ!!
っていうところがあるけれど、面白かったからいいやw
でもなぁ 個人的には、1巻の真冬が一番お気に入り。
それ以降は、確かにキャラ的に面白いんだけれど・・・なんか違う気がする。
シリーズ通して面白かったし、次回作に期待なんだけれど、杉井光の作品は、最近めっきり、恋愛物ばっかり・・・
恋愛物も良いんだけれど、火目の巫女とか死図眼のイタカとか、神様のメモ帳系の作品が読みたいよ!!
読んでいると、なんだか音楽を好きになってしまいそうな自分が居るわけですが、きっとこの作品が凄すぎて感化されてしまうのであって、自分が超単純な訳じゃないと思っておこう。
この人の作品の面白いところを探しながら読もうとしたけれど、物語にはまりこんで、そんな思考は直ぐにぶっ飛んでしまったわけですが、読んでると、このまま読み進めていくとどうなるんだろう。っていう期待を抱いてしまうからじゃないだろうか。
後は、恋愛の構図が結構分かり易い。
男1に女2で、男が二人の女の間で揺れる。っていうのが、ラノベの王道だと思うんだけれど、この人の作品の恋愛って、相手は最初から決まりきっているんだよね。
当然、他の作品も相手は決まりきっているんだけれど、途中心が揺れすぎる。
だから、主人公の気持ちも、ヒロインの気持ちも真っ直ぐなこの人の作品は、自分は凄く読みやすいと思う。
それでいて、だらだら続かなくてすっぱり終わるのもいいところだと思う。
次の、4巻で終わりらしいよ。12月10日発売か。
2巻は1巻に比べると、恋愛色が強くなっている気がする。
元々、恋愛物のライトノベルなんだから、恋愛色は強いんだが、べたっぽい展開が繰り広げられているという意味だ。
はっきり言わなきゃなかなか伝わらない気持ちってあって、どんなに態度で示していても、わからないんだよね。主人公が鈍感だといってしまえばそれで終わりだけれど、付き合っていても言葉で言わないと分からないことってあるし。
と、今回はそんなお話な訳です。
読んでいて、それほどじれったさは感じなかったかな。最後はきちんとまとまってくれたし。このあたりは、構成の巧さだろうか。
ヒロイン(真冬)が主人公の事を好きなのはばればれなので、真冬がどうして主人公に気持ちを伝えられないとか、どういうところで不安になるのか。とか、そういう部分を感じながら読む部分が結構多いかな。
読んでみると分かるんだけれど、止まらないね。それくらい、この文章は面白い。
読んでみて最初に思ったのが「あ~、これ通勤中に読むやつじゃないなぁ」だった。
何故かというと、作品を読み勧めていく上で、読み手が作品に対して持つイメージを持続させながら読む必要性があると思ったからだ。
ぶつ切りで読んでいくのが、酷くもったいなく感じてしまう。
という訳で、またまた杉井光の本ですが、この人の本は面白いので全て読むまで止まらないだろうw
相変らず物語の展開は巧い。全然作品の系統は違うけれど、死図眼のイタカを読んでいたときと同じで、先が分かっていそうで分からない、見えそうで見えないような感じが最初続く。
その上で、起承転結の綺麗な文章構成をしているのも、この人の作品が読みやすい。
俺が思うに、この人の文章は他の人の作品と違って、余り材料を隠しすぎないところじゃないだろうか。
結構、予測しようと思えば予測できるような要素がちりばめられている。その上で、この物語の中に、どこか儚い描写を埋めていっているので、その雰囲気を味わいながら、読み薦めていくのが楽しかった。
会話は相変わらず、淡々としていて、主人公が突っ込み役。というのは、さくらファミリア!と同じ作風。なので、さくらファミリア!を読んでいると、あれ、同じような主人公じゃん。って思う人が多いと思う。男性読者を対象にしているだろうから、男の影は薄くしてあるのだろうか?女性が読んでも全然面白い作品だと思うけれど・・・
まあ、その分、話の組み立て方がやっぱり巧いと思う。それでも、ただ、ちょっと予想し易すぎかな?っていうので、もったいない場面もあるけれどw
キャラもきちんと掻き分けられていて、ヒロイン(真冬)のキャラクターはなかなか面白い。なので、この真冬というキャラクターは結構気に入ってしまった。火目の巫女の時も、主人公の伊月のキャラクターは結構好きだった。
このシリーズは正直はまった・・・かなり気に入ったかも。早く、残りの巻を読まなければ~
ちなみに、自分は音楽経験が殆どない。音痴だし、楽器も満足にいじれないけれど、中学三年生の自由発表会みたいなので、音楽を選択してピアノで友達と二人で、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番第1楽章(しかも連弾ですらないw)を弾いたくらいだ。いや、難しいね。付け焼刃でなんとかするものじゃないよw
ってくらいのレベルなので、専門用語はよく分からないけれど、それなりに読めた。もちろん、分かったほうが面白いんだろうな。って思うところが結構あるから、自分はこの作品の全てを堪能できているわけじゃないなぁ~と思うので、ちょっと悲しいね。
そういえば、杉井光の作品の絵はいつも可愛いね。火目の巫女も、サクラファミリア!の時も、死図眼のイタカの時も思った。
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