狼と香辛料 X

え、この人ラノベどんだけ積むの? 既に20冊弱が・・・積まれています。
いつになったら、この山を崩すのよ? 仕事がひと段落ついたら・・・それって・・・来年じゃ・・・
っていう状態ですが、ちまちまラノベ読んでます。
ちなみに、一年に120冊以上のペースで読んでいるっぽいので、このペースだと来年ごろには部屋に100冊位の未読ラノベが積まれそうです。
平日はまったく読めません。
そんな中、面白いラノベを優先的に読んでいる訳ですよ。
ってわけで、狼と香辛料をやっとこさ手に取りました。
発売日は・・・先月ですか。そうですか。
さて、感想。
今回は一巻にまとまっていて大変読みやすかった。
二巻に分断されると、先が気になるし、三ヶ月くらい空くから内容忘れてあかんわ!!分厚くていいからいっきに出しておくれ!!
もう、ロレンスとホロは公認カップルだし、じゃあ、そこからどうやって話を纏めるか。ってわけで色々終盤に向けての情報が出始めているシリーズですが
今回は、その終盤に向けて一歩踏み出した感がありましたよ。
ハスキンズがなかなかいい味を出してくれていて、1話限りの出演っぽいけれど、とても印象部会キャラクターですね。
後でまた出てこないかな~、と思ってみたり。でもまあ、旅を続ける話なので、旅に別れは付き物。もう出てくる事はないだろうー
後、印象的だったのは、ロレンスがルウィック同盟の幹部と対談するシーンかな。
名を問われて訊かれた時は、きちんと自分自身の事で応えなければいけないという事ですな。
その辺りの心情を結構うまく描いていたと思う。
さて~ 次は短編集らしい。
うーむ、過去編はないのじゃろうか・・・

しにがみのバラッド 10

ずっと前に読んでいたシリーズなんだけれど、9巻で投げ出してあったから続きを読むことに。
う~ん、3篇あるんだけれど、最初と最後は面白かった。真ん中のは、ぶっちゃけよう分からん。
確か、このシリーズでは、2編目みたいな作品が巻を重ねるごとに入ってきているんだよね。
それで、読むのを辞めた記憶がある。
このシリーズ、しにがみが、死を意識させる事によって、対象の人生を変えたり、身近な人の死への意味を考えさせたりする内容だと思って読んでいるんだけれど、今回の1篇目みたいに、アフターケア的な話もたまに入っていたりする。
正直、テーマがよく分からん。
ちょっと哀しくて、どこか心があったまって、ってどこか幻想的な話。って言えば聞こえはいいんだろうけれど、根暗で妄想癖のやつがちょっと考える世界の終わりとかなんか、じめじめした内容は読んでいて疲れる・・・
シリーズの最初の方はもっと分かり易かったんだけれどなぁ・・・途中から、フィルターかかりすぎだし、読むのが苦痛になってきた。
って事で、11巻も持ってはいるんだけれど、いつ読むかな~って感じ。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

インカーネイションとプラグアウトを聴きながら、読んでみた。
いや、これは、冗談抜きで面白いね。
絵は可愛いのは分かっていて買っているから、そこはいいとして、文章が結構面白い!!
ハチャメチャな妹に兄貴が只管突っ込み続ける話。ってのが、読み終わった後の印象なんだけれど
読んでいる間は、只管妹のキャラクターが面白くて、かなり受けた。これは、笑える。
いやー 騙されたと思って一巻だけでも読んでみるといいと思うね。
これは、面白いわ。
それに、よく出来たお兄さんだと思うよ。俺だったら、そこで血で血を洗う戦いにもつれ込むな。へへ。
しかし、この萌え絵を描いている人が、俺が最近気に入っているトランスミュージック作っている人なのかー

さよならピアノソナタ 4

怒涛の最終巻だった。
この手の恋愛物のお約束事を順番にやっていくっていう展開。
いろいろ詰め込まれすぎている感もするけれど、面白かったからいいや。って感じ。
まあ、4巻で簡潔な訳だから、最後に詰め込まれるのは仕方がないのかなぁ
なんかもう、気持ち決まってるのに、引っ張りすぎだろう。とか、最後は狙いすぎだし、じれったい通り越して、ありえんだろ!!
っていうところがあるけれど、面白かったからいいやw
でもなぁ 個人的には、1巻の真冬が一番お気に入り。
それ以降は、確かにキャラ的に面白いんだけれど・・・なんか違う気がする。
シリーズ通して面白かったし、次回作に期待なんだけれど、杉井光の作品は、最近めっきり、恋愛物ばっかり・・・
恋愛物も良いんだけれど、火目の巫女とか死図眼のイタカとか、神様のメモ帳系の作品が読みたいよ!!

モーフィアスの教室 4

表紙の裏のあらすじを見てみたら・・・完結ってあるし!!
2巻までの流れだと長編になるのかな~とか、3巻で新しいキャラ出てきたし~とか、思っていたら4巻で終わりか。
まあ、程よい長さといえばそうなのかもしれない。
さて、解決編ということで物語としては、きちんと内容が纏まっていたと思う。
モーフィアスの秘密もよくここまで読者に気づかせないようにもって来れたなぁ~と思ったし。
最後のシーンまでもっていくために、がんばって盛り上げていっているけれど、その最後があっさりしすぎな感じはあったかも・・・w
それと、4巻まで読んで気が付いたのが、この人の作品、登場人物の性格が偏りすぎている気ががする。そのせいか、なかなかキャラの感情に共感できない気がした。
それが、なければもっとシリーズとして続いても面白いかもしれないなぁ
ま、機会があったらこの作者の作品をもうちょっと読んでみるかな~

神様のメモ帳 3

ネタバレになる内容を余り書くのは好きじゃないし、ストーリーの説明なんかしても仕方がないと思うので、読んでみての感想なんぞを毎回書いてみている訳だったりする。
さて、神様のメモ帳を読んでいて、たまに思い出したかの様に考える事があるのでそれを書いてみる。
ある人物を知るのに、その人の全てを知らなければならないという事はないだろう。けれど、世の中的にはその人物の全てを知ろうとする人が多いという風に感じられる。
NEET探偵のメンバーは、過去なんて一切気にせずに付き合っているメンバーだ。その人の、家庭の事情や、過去の出来事を知らなくても、今を知っていればそれでいい。という付き合い方だと言えるし、作中にもその様に書いてある。
ここで、少し話は変わって、例えば、絵画を評価する時に、その時の画家の置かれていた状況などを持ち出して、絵画の評価に加える事はないだろうか?
そうやって、視点を増やすことにより、絵画に付加価値を付けるというやり方は、自分は好きじゃない。
例えば、ピカソの作品はそういう意味での色々な解釈が多い。
青の時代、バラ色の時代、ゲルニカの時代など、その時のピカソの心情等に寄って作風が大きく変わっているからだ。
でも、自分が思うのは、一々、その時代ごとの背景を知った上で、絵に付加価値を見出して、云々語るよりも、ぱっと見たときに、気に入るかどうか。それでいいんじゃないの?って事だ。
ピカソが絵を通して語りたい事があったとして、それがうまく自分自身に伝わってこないのだったら、波長が合わないという事だ。無理にその作品からそれ以上を引き出そうとしなくてもいいのではないだろうか。と思う。
さて、NEET探偵は、伏せられている過去を暴いていくのを生業としている。今回の話はメンバー(テツ)の過去を暴くのがメインストーリーだ。
この様に人物の過去を暴いて、顕わにしなければ小説として成り立たないとも思う。リアルと小説は当然違う訳で、読者はテツを直接知って、一緒にいる訳ではないから、テツというキャラクターを深く知るためには、そういう物語が必要だと思う。
つまり、今現在として描かれているテツに、過去の出来事という付加価値を付けるための物語だ。
そして、キャラクターの過去を描いていく事により、読み手がキャラクターに愛着を持てる様にしなければいけない。でなければ、読んでいて、つまらないと思うだろう。
ここまで考えると、アリスは危うい存在なんじゃないだろうか。と考えてしまう。
彼女自身は、特に人物の過去を暴く事に価値を見出している訳ではないように思えるからだ。逆に、過去や経緯を知らずに、傍に居てくれる鳴海を好きなんじゃないだろうかと思う。
更に、他人の過去を暴くことを、自身への罪と考えている様に思える。自身への責め苦と化している文言からはその様に思えるという事だ。
さて、この小説はこのまま続いていくと、各登場人物、最後にはアリスの過去も暴かれていく訳だが、そこが小説としての面白いところでもあると思う。
つまり、この作品は、過去を知らなくても付き合える人間関係がある事を語っている一報で、過去を知る事で知的好奇心を満たされる実感を得られるという、なんとも言い難い感触を得る事が出来る作品だ。
記憶を失った、彩夏との新たな付き合い方を見てもそのように感じられる。
うまく文章としてまとまっているかどうか分からないけれど、まあ、こんな事を考えたりする訳だ。
ちなみに、後書きとかを見る限り杉井光の性格は面白いと思う。
でも、経歴等を調べて、だからこういう作品を書くんだ。と納得したいとはこれっぽっちも思わない。
神様のメモ帳のキャラクターは訳ありが多いけれど、彼の環境を調べて、作品が面白くなるのだろうか?ならないだろう。
杉井光の人付き合いがどういう形のものかも興味はない。だから、こういう作品を書くんだという納得は不要だからだ。
と、偉そうに書いたけれど、自分が考えている事は全然的外れだったりもする訳で、それを避けたい人は、背景を埋めていって、自分の考えを作者の考えに同調させる必要性が出てくるんだと思う。
自分は別に、作者と同調したい訳でもないし、作者の意図とは違った解釈を持たれる作品なんて世の中にはたくさんあるだろうし。別にいいんじゃね。そこまで考えてられるか。という乱暴な意見になる訳だ。
### 追記 ###
ああ、でも世の中には作品に関する感想とは別に知る喜びがあるのも事実。
後書きとか見る限りどう考えても男っぽいけれど、杉井光が実は女だった!!っていう事が判明したら、面白いと思うw
線引きなんて曖昧で、人それぞれが決めればいいと思うし、作品の背景を調べて、付加価値を見出す事を否定している訳ではなく、自分はやらない。というだけの話です。
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おっと、全然ラノベの感想っぽくねぇなw

神様のメモ帳 2

前回の感想を見ていると、大して内容ないじゃん。って事に気が付いた。
という訳で、がんばって書いてみる。
アリスと言う少女はNEET探偵をやっている、超ひきこもり少女な訳だけれど、彼女の考えは酷く傲慢で、エゴの塊だと自分は思うし、本人もそれを認めている節がある。
この物語の中で何度もアリス本人がNEET探偵の仕事についてこう言っている。
「死者の代弁者だ。失われてしまった言葉を墓の底から掘り返して、死者の名誉を守るためだけに生者を傷つけ、生者に慰みを与えるためだけに死者を辱める。」
アリス自身が、死者は何も語らない事を知っている上で、勝手に自分が調べ上げた事を元に、死者の代弁者を務める事は自己満足でしかない。死者が想っていた事なんて本人にしか分からないからだ。それでもあえて、アリスは生者の慰めのために、墓を暴くのだよ。
また、長いから割愛するけれど、この世の不幸を全て自分が無力が故に止められなかった。と自分を責めるという傲慢さも持ち合わせている。
だから、外に出るときには、自分が救えなかった不幸への哀悼の意なのか、喪服で全身を包んでいる。
そんな不遜極まりない女の子がヒロインな訳だけれど、なかなか愛嬌があって面白い。口調も独特で、最初はよくある男言葉や、古臭い言葉を繰るだけのキャラだと思ったけれど、きちんと中身があるのがいいね。
とまあ、こんな感じ。主人公もそれなりに面白いキャラクターだけれど、アリスほど面白くはないな。
あ、別に臆病なのが嫌いな訳じゃない。逆に、臆病じゃないやつは早く死ぬと思う。自分は特別だから何とかなると思っているやつほど死ぬもんだと思し。
しかし、それぞれのキャラクターのエピソードがあるものだと思ったけれど、2巻でもないのか。このシリーズ、結構長く続ける気なのか?それぞれのキャラクターに結構伏線を張っているし。
おっと、ちら見したら、3巻でテツのエピソードだったぜ。最低後4人分あるから、6巻以上いくのは確実か。

神様のメモ帳

NEET探偵のアリスと、NEETなりかけの少年が、事件を解決していく、探偵物の話。更にNEETボクサーや、NEETひもや、NEETミリタリーマニアなどが加わるという、なんとも個性豊かなキャラクターが出演する作品となっている。
色んな理由で、社会にうまく溶け込んでいけない人っているけれど、そういう人達がメインなので、もっと鬱々とした文章なのかと思ったら、それ程でもない。結構読みやすいと思う。
逆に、もうちょっと全体的に哀愁漂うような感じでも良かったんじゃないだろうかと思ったりもした。
書き方からして、最初からシリーズ物にすると決まっていたんだと思う。そのせいか、一巻は主人公とアリスの二人に的を絞って描いている。他の出演者のキャラクターもある程度把握できているので問題ないのだが、さらっと特徴を書いて流してしまっているのが気になった。
後は、アリスの設定でそれ程間違った言葉を使っていないというところが、印象良かったかな。逆にハッカーとクラッカーについても解説をしていたくらいだし、その辺りは気をつけたのだろうか。
しかし、杉井光の作品を読んでいてまず気になるのが、主人公の親がきちんと揃っている事がまずない。
特異な人間を演出する上で、意識しての設定なのだろうか?
次に思うのが、女の子の性格がかなり特殊。特に、ヒロインの性格は毎回特殊だと思う。
神様のメモ帳のヒロインのアリスも、かなり変わった性格をしているが、それでも可愛い部分がきちんと見え隠れしているから、ただの変人ではないし、ありきたりな萌えキャラでもない。そういうところが、この人の作品のキャラクターの魅力なのかもしれないと思った。

さよならピアノソナタ 3

読んでいると、なんだか音楽を好きになってしまいそうな自分が居るわけですが、きっとこの作品が凄すぎて感化されてしまうのであって、自分が超単純な訳じゃないと思っておこう。
この人の作品の面白いところを探しながら読もうとしたけれど、物語にはまりこんで、そんな思考は直ぐにぶっ飛んでしまったわけですが、読んでると、このまま読み進めていくとどうなるんだろう。っていう期待を抱いてしまうからじゃないだろうか。
後は、恋愛の構図が結構分かり易い。
男1に女2で、男が二人の女の間で揺れる。っていうのが、ラノベの王道だと思うんだけれど、この人の作品の恋愛って、相手は最初から決まりきっているんだよね。
当然、他の作品も相手は決まりきっているんだけれど、途中心が揺れすぎる。
だから、主人公の気持ちも、ヒロインの気持ちも真っ直ぐなこの人の作品は、自分は凄く読みやすいと思う。
それでいて、だらだら続かなくてすっぱり終わるのもいいところだと思う。
次の、4巻で終わりらしいよ。12月10日発売か。

さよならピアノソナタ 2

2巻は1巻に比べると、恋愛色が強くなっている気がする。
元々、恋愛物のライトノベルなんだから、恋愛色は強いんだが、べたっぽい展開が繰り広げられているという意味だ。
はっきり言わなきゃなかなか伝わらない気持ちってあって、どんなに態度で示していても、わからないんだよね。主人公が鈍感だといってしまえばそれで終わりだけれど、付き合っていても言葉で言わないと分からないことってあるし。
と、今回はそんなお話な訳です。
読んでいて、それほどじれったさは感じなかったかな。最後はきちんとまとまってくれたし。このあたりは、構成の巧さだろうか。
ヒロイン(真冬)が主人公の事を好きなのはばればれなので、真冬がどうして主人公に気持ちを伝えられないとか、どういうところで不安になるのか。とか、そういう部分を感じながら読む部分が結構多いかな。
読んでみると分かるんだけれど、止まらないね。それくらい、この文章は面白い。